Googleを支える技術
相変わらず今更やけど,研究室にあったので読んでみた
Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 作者: 西田圭介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1998年に発足したGoogleが,10年後の2008年現在の本
今はそれから2年経過しているので,まだまだ進化しているだろう
最初はGoogleの歴史や,当時の技術のことなど
途中から,Googleが扱う大規模なデータをどう処理しているかの技術などにも
Google File System(GFS)や,Bigtable,Chubby,MapReduceといった技術から,
運用に対してCPUの消費電力,データセンターの電力配備,HDDの壊れる原因などが書かれている
読み物としては割とサクサク読めた
今は学生で,全然スケーラビリティとか考えたりしてないので,
Googleのような大規模システムのための技術に対してあまり実感が沸かなかった
本の内容も,Googleの論文を参考に結構表面的なことも多かった気がする
しかし,大規模になるとどのような問題点が起こってくるかなどは興味深かった
MapReduceはOSSでHadoopとして盛り上がっているし,
今度オライリーから本も出るのでチェックしてみようかなーと